カンサワンドBeauty

「カンサ」はサンスクリット語で「金属」の意味。

先端が神聖な青銅(錫と銅の合金、ブロンズとも呼ばれる)で出来たカンサワンドは、インドでは「ヒーリングメタル」、またチベットのゴングが同じ材料で作られているため「ベルメタル」とも呼ばれます。寺院や教会では鐘やシンバルを作るために使用され、日本では神具の高級鏡「神鏡」として古代から作られています。

 

手持ちの木の部分は、シーシャムウッド(インディアンローズウッド、又は紫檀とも呼ばれる)でできています。

この木は耐久性とほのかな良い香りがあり、高級家具の材料としても人気です。

 

「銅」は熱伝導性が良く、殺菌作用が強いことが知られており、食器として使われています。

「錫(スズ)」においても、酸化しにくく、錆びにくいという特徴があり、抗菌作用があることが知られています。

また、錫は水を浄化するとされ、井戸の底に錫を沈めたり、生花を長持ちさせる効果があると言われています。

 

海外では「肌のpHのバランスをとる」と言われています。

古代インドでも、人々はカンサのコップで水を飲んだり、カンサプレートで食事をしていました。

そして、カンサを皮膚に直接使用することによって、素晴らしい健康上の利点を見出されたのです。

こうしてカンサワンドが、インドから世界中のサロンや家庭に登場しました。

近年はインドだけでなく、欧米でもビューティーツールとして大人気です。